山内研究室メンバー用ページ
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2025.4.27改訂
研究室は社会に出てからの縮図
人間関係をうまく保つことも教育の一環です
部長・課長役(上司):山内
中間管理職(上司):大学院生
場合によっては次のようなケースになることもある
(皆さんが研究内容を深く理解できたときにこのようになれます)
研究に対する心得(new)
教科書に載っていない・誰もやったことがない未踏の新しい領域を開拓するもの
課題を貫徹する覚悟
自分を律してマネージメントする技術.
サーベイの重要性(new)
新しいアイデアを思いついたとしよう。これは誰も思いついていないだろうと思いきや、既に先人たちが行った仕事はほぼ必ず存在する。調べてみると良い。
焦る気持ちを抑え、その似た手法に関する論文を熟読しよう。
何かしら自分のアイデアとは異なる部分が存在することが多い。
その部分を伸ばすように研究すると良い。
同じ手法(似た手法)が既にあったと知ったときには、正直凹むだろう。
だが、自分も過去の賢人と同じ手法を思いついたのだから、
むしろ嬉しく思い、それを自信につなげていったほうが良いだろう。
その能力があるなら次にまた新たな手法を思いつくに違いないのだから。
卒業研究・修士研究ほど自己管理能力の問われる科目はない。
1年はあっという間になくなってしまうことを心得てほしい
卒論を例に以下にざっくりと見積もってみよう。
人によって異なるが毎週4時間程度?
個別ゼミ(2時間)
ゼミレポート(週に8時間)
8時間 (個別ゼミ準備:プログラミング、実権時間を含めて8時間)
全体ゼミ準備に5時間
アルバイト(週に4時間)
週に最低4時間は必要か?
就職活動(週に1日程度)
最低3か月間必要(週に1日程度?)
うまくいかない場合は卒業研究と就職課都合が重なり、
地獄を見るケースもある。
内定企業の宿題:月に5時間以上
試行錯誤の塊で、計画通りにいくとは限らない。
4か月は絶対に必要
よく考えると時間が物理的に足りない!!
国公立大ではどうなのか?
昼食・夕食は多くの場合、研究室スタッフ全員と食堂で取り、
夕食後もしばらく研究を行ってから帰宅
特に集中作業の後は、スカッと脳から消えている
研究室には毎日来ること(平常時)
googleChatに連絡を
グループで研究する場合には支障が出るため。
特に就職活動の場合:
前日までに訪問する企業のURLを示すこと。
平日の深夜バイトを入れて出てこれなくなるケースがあった。
この学生(2018年度卒業研究生)は退学した。
実際にあった良いこと・悪いこと
誰も答えを知らない研究であるにもかかわらず、
山内が答えを知っていると思っている。
山内の言うことが常に正しいと思って鵜呑みにしている。
山内自身も未知の課題に取り組む1研究者であり、日々、
膨大な試行錯誤を繰り返している。
学生へのアドバイスはそのスナップショットに過ぎない。
学生が正しい解を見つけ出す必要がある。
先輩から渡されたサンプルプログラムは全部正しいと思っている。
動かない・原因がわからないことを何故山内に言わなかったのか?
ひたすら指示待ち状態になる人
かといって考える前に「次はどうするんですか?」なんて質問したら怒られるし.
だからって黙っているのは余計にいかん!.途中まで考えたなら,その過程を説明してくれ.
理解できない・あるいは「動かない」・ことを
ひた隠しにしてSOSを出さず、ある日突然引きこもる人
「できない」と言ってはいけないと思っている節がある。
上司からしてみれば何が起きているのか分からず余計に問題が大きい。
やりたくないことを我慢して続けようとする人。
またその事実を隠す。
上司は何が起きているのかわからないので
不信感が募り、しまいに信用を無くす。
激しい口論になるケースもある。
正直に上司に報告する方が100倍良い。
次のような状況になったら山内に相談を!
憂鬱な状況が二週以上続くとどんな人でも病んでしまう。
これは良くないことである。
これは防ぐべき状況であることを知ってほしい。
これが二週間以上続いている
社会に出れば二週間うまくいかないケースはざらにあるが.(それが普通だけど)
人によっては耐えられない人も居る.
山内や、皆からのアドバイスが得られる
理解できない時に正直にSOSを出す人
Todoリスト使ってコンピュータ管理はしているが、それでも割り込みが入って漏れてしまうことがあります。
研究内容に興味を持ってほしい
うまく行かなかったのであればその旨記述
分からないならばその旨記述。(決して恥ずかしいことではない)
\begin{document}
%
\title{Swap kernel regression \thanks{A part of this research was supported by a Special grant of Chubu University}}
\titlerunning{Swap kernel regression}
%
%\titlerunning{Abbreviated paper title}
% If the paper title is too long for the running head, you can set
% an abbreviated paper title here
%
\author{Masashi Yamamoto\inst{1} \and
Koichiro Yamauchi\inst{1}}
%
\authorrunning{Yamamoto et al.}
% First names are abbreviated in the running head.
% If there are more than two authors, 'et al.' is used.
%
\institute{Chubu University, Matsumoto-cho 1200 Kasugai Aichi, Japan
\email{\{tp1800x@fsc, k\_yamauchi@isc\}.chubu.ac.jp}\\
\url{http://sakura.cs.chubu.ac.jp/} }
%
\maketitle % typeset the header of the contribution
%
\begin{abstract}
\input{abstract}
\keywords{Swap kernel regression \and regression \and kernel machine \and softmax function \and general regression neural network}
\end{abstract}
%
%
%
\section{Introduction}
\label{sect:introduction}
\input{introduction}
\section{Related works}
\label{sect:relatedworks}
\input{relatedworks}
\section{Swap kernel regression}
\label{sect:swap-kernel-regression}
\subsection{Outline of the system}
\label{sect:swapkernel:outline}
\input{outline}
\subsection{Kernel smoother}
\label{sect:swapkernel:kernel-smoother}
\subsection{Data structure for the 2nd memory}
\label{sect:swapkernel:datastructure}
\section{Experiments}
\label{sect:experiments}
\section{Conclusion and discussion}
\label{sect:conclusion}
\bibliographystyle{splncs04}
%\bibliographystyle{spbasic} % basic style, author-year citations
%\bibliographystyle{spmpsci} % mathematics and physical sciences
%\bibliographystyle{spphys} % APS-like style for physics
\bibliography{yamamoto} % name your BibTeX data base
\end{document}
visual的に分かりやすく。実行結果はできる限り視覚化してください。
各グループごとに決められた日時に行う
(グループ名は年ごとに異なります)
生物模倣脳理論構築グループ
one-shot学習応用グループ
1日前にGoogleChatに理由と共に連絡すること
特に就職活動の場合:
前日までに訪問する企業のURLを示すこと。
webや友人とのLine, facebook, インスタグラムへの掲載は禁止
違反すると相手企業から皆さん自身への訴訟に発展!
正直、かなり、やばいです。
私は過去に論文を書くことを止められ、
労力だけ取られて成果ゼロという経験あり。
正直これでは研究の意味がない。
(お金は頂けたが。。)
この経験があるため、企業との共同研究には負の感情を持っています。
当研究室ではあまり積極的には行わないことにしています。
公的なグラントを中心に研究費を得ていますが,
企業からのアプローチがある場合はその限りでは無い.
昇格ポイントには含めない(必須項目なので)
必須
昇格ポイントには含めない(必須項目なので)
採択率は50%以下とみるべき.2件出して1件は落ちる.
国際会議で発表した人だけがConference PaperをPublishできる.
一般に国際会議よりも採択率は低い
難易度は高いが,学界で認められるのはJournalに何本書いたかによる.
論文に記載される名前の順序
(山内研究室の規定)
第1著者
主要理論のアイデアを立案した人,または,プログラムを一から構築して実験をした人
実験を行い,自分のアイデアを1つでも出した人.
他研究室では実験しただけでは記載されないことが多いが,
山内研究室では連名にする.
基本的に指導教員(山内)が名前を記載するが,
指導教員として主要アイデアを出し,且つ,
プログラム構築も指導教員が行った場合には指導教員が筆頭著者になる.
他の論文に何度参照されたかで決まる.
(日本では未だこの参照回数を評価ポイントに含める機関は少ない)
テーマ決めおよび内容の理解
願書の受付はゴールデンウィーク直後
まずはタイトルと目次を作る
卒業論文ほどの長い文章では、おもむろに執筆すると、文章の話題が曲がってしまいがち。これを防ぐ意味でも最初に目次を作ることは重要である。
\documentclass[oneside]{graduation}
\bibliographystyle{jplain}
\usepackage{plext}
%\usepackage[dvips]{graphicx}
\usepackage[dvipdfmx]{color}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{here}
\usepackage{ascmac}
\usepackage{algorithm}
\usepackage{algorithmic}
\usepackage{amsmath}
\newlength{\minitwocolumn}
\setlength{\minitwocolumn}{0.4\textwidth}
\addtolength{\minitwocolumn}{0.3\columnsep}
\usepackage{url}
\usepackage{cite}
\newcommand{\VEC}[1]{\mbox{\boldmath $#1$}}
\newcommand{\q}{\hspace*{1em}}
\newcommand{\qq}{\hspace*{-1em}}
\begin{document}
%タイトル
\title{\Huge
クジラの養殖に関する研究
}
\maketitle
\tableofcontents
\clearpage
\chapter{はじめに}
近年捕鯨への風当たりが強い。
でも食べないと生きていけない。
そこでクジラを養殖する技術の確立が求められる。。。
\chapter{研究背景と目的}
\chapter{関連研究}
\subsection{Kernel Perceptron}
\chapter{提案法}
\chapter{実験}
\chapter{考察}
\chapter{結論}
%以下参考文献
\bibliographystyle{unsrt}
\bibliography{yourbibtexdata} % name your BibTeX data base
\end{document}
セクションラベルを用意する(先にラベルを付けると後が楽)
\documentclass[oneside]{graduation}
\bibliographystyle{jplain}
\usepackage{plext}
%\usepackage[dvips]{graphicx}
\usepackage[dvipdfmx]{color}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{here}
\usepackage{ascmac}
\usepackage{algorithm}
\usepackage{algorithmic}
\usepackage{amsmath}
\newlength{\minitwocolumn}
\setlength{\minitwocolumn}{0.4\textwidth}
\addtolength{\minitwocolumn}{0.3\columnsep}
\usepackage{url}
\usepackage{cite}
\newcommand{\VEC}[1]{\mbox{\boldmath $#1$}}
\newcommand{\q}{\hspace*{1em}}
\newcommand{\qq}{\hspace*{-1em}}
\begin{document}
\title{\Huge
クジラの養殖に関する研究
}
\maketitle
\tableofcontents
\clearpage
\chapter{はじめに}
近年捕鯨への風当たりが強い。
でも食べないと生きていけない。
そこでクジラを養殖する技術の確立が求められる。。。
\chapter{研究背景と目的}
\label{sect:introduction} %ラベル
\chapter{関連研究}
\label{sect:relatedworks} %ラベル
\subsection{Kernel Perceptron}
\label{subsect:kernelPerceptron} %ラベル
\chapter{提案法}
\label{sect:proposal} %ラベル
\chapter{実験}
\label{sect:experiment} %ラベル
\chapter{考察}
\label{sect:discussion} %ラベル
\chapter{結論}
\label{sect:conclusion} %ラベル
%以下参考文献
\bibliographystyle{unsrt}
\bibliography{yourbibtexdata} % name your BibTeX data base
\end{document}
執筆計画を立てる
1章分の文章がおよそ5時間:(隙間時間に行うとして事実上1週間)で棟上げ可能。
だが、その文章の校正と洗練には同じ時間(5時間)がかかるのでその倍の10時間(事実上二週間)と見積もること
ざっくりとした計算:
サブセクションを含めた章の数×1週間×2
だけ必要です。
山内が超多忙で捕まらない場合があります
特にチャットワークの返事が4日以上ないなら
何かにトラップされている証拠です。
友人同士で回し読み(クロスチェック)
執筆(最初の章から書き進めよう)
30ページ以下はR判定
2018年度は山内研究室が揉めにもめました。
大学院生 (博士前期)
8月
6月
開催6か月前
開催5か月前
開催4か月前
開催3か月前までに
海外旅行保険加入(必須)
発表原稿&(口頭発表準備:パワーポイント準備 or ポスター準備)
※一般に口頭発表の方が評価されたものとみなされる。
中部大学の大学院の海外出張助成金も口頭発表以外は基本的に下りない。
発表原稿を見て発表練習-> 発表原稿を見ずに発表練習
発表原稿を見ないで練習する際には、しゃべる内容をところどころ忘却しているかもしれないが、その部分はアドリブで英文を即興で作って喋る。
これらを交互に繰り返す。(最低7回)
なんといってもクオリティが大事である
従来は原因が分からなかった事柄を明確に理論解析した、、等
夜間一人で出歩くことが可能な国は少ない
緯度の高い場所は寒いものの、
あまりに保温性が高い服装だとかえって発汗してしまう
スーツケースは極力避ける
脱水
洗濯ばさみとロープ持参する
スマホにeSIMを購入しておくことを勧めます
例:Holafly
海外業者だがPayPalが使えるので比較的安全.
それ以外の業者でPayPalが使えない場合には避けた方が無難.
レベルの低い学会では、学会そっちのけで観光に出かける輩が居る。
何のための国際会議なのか?目を疑う。
観光は学会がsocial meetingを用意してくれていて、そこで参加者全員でささやかながら楽しむ機会が用意されているのが普通である。
特に他大学の日本人研究者
国際会議に出席したらその内容を発展させてJournalへ投稿しよう
Journalにも良い悪いがある。
研究者として独立する覚悟を持つこと
(自己責任で研究を遂行)
自らテーマを立案・計画せよ.
物事の本質を追究する研究を目指せ
しかしその技術の中心にある理論を一般化可能な理論になるよう磨きをかけること.
例
車ギアチェンジの学習
一般化した理論1:転移学習
一般化した理論2:continual learning
英語speechはできて当たり前
(英語によるfree discussion,
日常会話ができること)
国際的な舞台(国際会議,Journal)
での発表を積極的に行うこと.
全国大会のように審査の無い学会発表は,評価ポイントにはカウントされない.
しかし,積極的に参加する方が良い.このメリットは2つある.
1)企業関係者が来ていて,発表を見ている(自分を売り込める).
2)懇親会などで知り合いが出来ると,その人から次の仕事を紹介される事が多い.
どの学会でもそうだが他の研究者に自分を知ってもらうことが主な目的だと思うと良い.
将来の仕事につながる
学会の期間中に学会員のほぼ全員が参加する宴会が必ず開かれる.これは出席した方が良い.
実はここで対面で挨拶し,おしゃべりすることで,研究者としての自分を売り込むだけで無く,自分という人間がどのような人なのか が相手に分かることが重要なのです.もちん自分も相手がどんな人なのかが分かります.
自分がどのような人なのか に関する情報は研究機関や大学の人事に極めて重要な情報です.
このときにおしゃべりをした相手が,その人の所属先の人事に関わっている保証は無いですが,どの研究者も少なからず次に採用する候補者に対する意見を問われることがあります.そのようなときに,あの人はどのような人なのかという情報を人事担当者に伝えることになるのです.
私も人事に何度となく関わりましたから言えることですが,日本の人事では,業績に加えて,その人の考え方(信念)や人柄に関するスタッフの評価が重要視されることがあります.
なので,学会によく顔を出す研究者が次の仕事(ポジション)を得やすいのです.
肩肘張らず,リラックスした気分で宴会を楽しみ,おしゃべりを楽しむだけで良いので,参加することを強く勧めます.(注意:おしゃべりするときに無理に自分を大きく見せる必要は無い.無理するとかえって逆効果になる.)
科学技術の進展は非常に速い.
2ヶ月論文を読んでいないと
既に時代遅れです.
最近は論文だけで無く企業の動向にも
注意を払うこと.
課程博士はJournal 1pt, 国際会議論文0.5pt
として全体で2pt以上で博士号得られます
研究の長期計画を立てる絶好の時期
研究テーマが全てです.テーマが良いものであれば研究の95%は完成です!
テーマ立案が極めて大事なのです.良いテーマを立案してください.
教員は国際会議XXを目指せ,学会に出せ,論文を書け
等のポイントを得るための発破をかけます.
特に国際会議で良い発表を行う方向で研究計画を立てると,研究が早く進みます..
遅くともこのタイミングまでにはJournal paperの最初の投稿を完了するようにしてください.